共働きにはメリットが多いものの、問題もたくさんあります。特に子育て世帯なら、「2人とも働いているのに、家事・育児の負担が片方に偏っている」と悩んでいる方や、夫婦でケンカになった経験のある方も多いのではないでしょうか？この記事では、共働きの子育てをスムーズにする4つのコツと、共働きの子育てで揉めないために押さえたいポイントを紹介します。問題を解決する方法を探している方はぜひこの記事を参考にしてみてください。

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共働きの子育ては難しい？

共働き夫婦が子育てをする場合、「仕事」「家事」「育児」の全てをしなければなりません。2人で分担したとしても負担が大きく、ストレスや疲労を溜めながら生活することになりやすいです。また、育児と仕事はスケジュールの調整が難しく、なかなか予定通りに行かないもの。夜泣きや突然の体調不良、保育園・習い事の送り迎え、小学校の行事など、夫婦のどちらかが仕事の時間を調整して対応する必要があることも多いです。比較的収入が多いのは共働きのメリットですが、難しい点もたくさんあります。

共働きの子育てをスムーズにするコツ

共働き夫婦の子育てをスムーズに成功させるには、どんなことをすれば良いのでしょうか。ここでは、4つのコツを紹介します。

①家事・育児の分担とルールを2人で考える

共働きでも家事育児の負担が女性に偏っているという家庭は多いです。日本は先進国の中でも、男性が家事育児に費やす時間が短く、女性が非常に長いこと、そして、女性の睡眠時間が極端に短いことがわかっています。それでは女性が体調を崩したり、夫婦で揉めても仕方がありません。家事・育児の分担をしっかり考えることが、共働きの子育てをスムーズにする大きなコツだと言えるでしょう。また、「どうしても忙しくてできない時は？」「早退できない時は？」など、イレギュラーな時のためのルールも決めておくとより良いです。

②家事を楽にする家電や家事代行を活用する

共働きで子育てする夫婦を助けてくれるのが、家事を楽にする家電たち。例えば、食器洗浄器、乾燥機付き洗濯機、ロボット掃除機などは、家事を減らしてくれる代表的な家電です。そういった「あれば家事が時短できて助かる」という家電は思い切って購入して、2人の負担を減らし、仕事・育児に時間を使えるようにしてみましょう。また、同じく家事の負担を減らしてくれる「家事代行サービス」を利用するのもおすすめです。

③消耗品は定期便や宅配を利用

忙しい共働き夫婦は、買い物に行く時間も省きたいはずです。そこで、トイレットペーパーやティッシュペーパーをはじめ、飲料水、お米、基礎化粧品などの消耗品は、定期便・宅配便を利用して自動的にお家に届くようにしてみましょう。大きな時短に繋がります。

④不要なものは処分して掃除を楽にする

不要なものを処分して余計なものは買わず、スッキリした家を保つというのもコツのひとつです。ごちゃごちゃした家は掃除が大変で、家事の手間をとりがち。また、物が多いとすぐに散らかるので、整理整頓にも時間が取られます。散らかった部屋はストレスの原因にもなり、イライラに繋がることもあるので、意外に大切なポイントです。

共働きの子育てで揉めないためのポイント

最後に、共働きで子育てを頑張る夫婦が、家事や育児の分担などで揉めないためのポイントを紹介します。

スケジュールを共有して助け合う

とても忙しい共働き夫婦は、お互いの仕事のスケジュールを共有するのがおすすめです。この日は相手にお願いできる、この日は相手が忙しいから変わろうなど、助け合いながらの家事育児がスムーズにできるようになります。便利なスケジュール共有アプリなどを使えば、大事な予定を伝え忘れたり、勘違いで2人とも動けなかったりというトラブルも防げるでしょう。

相手に負担や価値観を押し付けない

共働きの子育てで揉めないためには、お互いに助け合うことが重要。本当はできるけど面倒だから相手にしてもらうなど、相手に負担を押し付けるのはNGです。また、「家事は女性がするものだ」「収入が低いほうがするべきだ」などと価値観を押し付けるのもやめましょう。心の余裕を大切にしてください。

お互いの気持ちを話し合う

お互いの気持ちを話し合える関係でいられるとベストです。「察して」という態度ではなく、「こうしてくれると助かる」「これは難しいかも」「もう少しこうしない？」などと希望を伝えるようにして、また相手の希望も聞くようにしましょう。また、「ありがとう」という感謝の気持ちも伝え合うことを意識して。不満を我慢しているとイライラが爆発してしまいます。

コツを押さえて、共働きの子育てをスムーズに！

共働きの子育てをスムーズにする4つのコツを紹介しました。やっぱり大切なのは、家事育児の分担とルールをしっかり話し合うこと。そして、使えるサービスはうまく活用するのもコツです。いつも感謝し合い、助け合い、問題があれば2人で解決を目指しましょう。この記事を参考に、共働きの子育てをスムーズにしてみてください。