入学式の服装をより上品に演出してくれるブローチ。選んだコーディネートにもう少しアクセントを加えたい時には欠かせないファッションアイテムですよね。しかし、手にした時に悩んでしまうのが付ける位置。決まった位置があるのではないかと不安に思う方も多いのではないでしょうか。また、ブローチと同じようなファッションアイテムにコサージュがあり、こういった場合、どちらを付けていくのが良いのか、といったことも悩みがちです。

 

そこで今回は、ブローチを付ける際の適切な位置と入学式にはコサージュとどちらがふさわしいのかについて詳しく解説していきます。

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ブローチとコサージュ、付けるならどっち？

入学式の際、ブローチと同じくらい愛用されているアクセサリーにコサージュがあります。どちらを付けていくのがふさわしいのか、悩まれる方も多いようですが、結論から言うと、どちらを付けていっても大丈夫です。

 

但し、入学式用にこれから購入を検討しているのであれば、コサージュはこういった場面以外で身に付けることがあまりなく、使い回しができないといった難点があるので、普段のオシャレアイテムとしても使えるブローチのほうがいろいろと使い回しができてよいかもしれません。

ブローチはどこに付ける？

ブローチを付ける位置でまず悩むのが右か、左かではないでしょうか。相手から見て右側に付けるのが良いとよくいわれますが、実はどちらでも大丈夫です。但し、アイテムによって見栄えするポイントはあるので、こちらについて解説していきます。

スーツ、ジャケット

スーツやジャケットに付ける際には、少し高めの位置に付けると顔の表情が華やかに見えます。具体的に言うと、体の中心から腕に向けて鎖骨をたどっていったところにある、凹みの部分。大き目のブローチは上部を鎖骨のラインに合わせて、小さめのものは中心を鎖骨のラインに合わせて取り付けると、ちょうどよい位置になります。

コート

コートも付ける位置はスーツ・ジャケットと同じですが、気になるのは直接つけると穴が開いてしまうこと。これを回避するためにはマフラーやストールを上手く利用しましょう。コートの上からマフラーやストールをまとい、これらにブローチを付けるようにすれば、コートに穴が開く心配もありません。

ニット

ニットも付ける位置はスーツやコートと同じですが、襟ぐりの大きさによっては位置が下がってしまうことも。ブローチの位置が下がってしまうと名札のように見えてしまうので、タートルネックの場合は首元に付け、襟ぐりが大きなものはできるだけ上部の腕に近い場所に付けるようにしてください。

ブローチが下に向いてしまうのを防ぐ方法

ニットのような柔らかい生地にブローチを付けると重みで穴が広がってしまったり、正面が下に向いてしまったりすることもしばしば。このような場合は付ける位置の裏側に厚手の布を当ててあげましょう。使う布は粘着式フェルトが最もおすすめ。肌に近い位置から、当て布→ニット→ブローチの順で取り付けると、針穴が広がることもなく、下に向いてしまうこともありません。

ブローチの落下を防ぐ方法

ブローチを付けた時に頭を悩ませるのが服から外れて落下してしまうこと。せっかく買ったのに落として割れてしまった、などということも起こりかねません。落下を防止するにはシリコン製のピアスキャッチがおすすめです。専用のストッパーよりも手軽に手に入り、ブローチと布をしっかり固定してくれます。

入学式や卒業式以外でも！ブローチのオシャレな使い方

普段のオシャレアイテムとしても気軽に使えるのがブローチの良いところ。服以外にもバッグやポーチ、帽子などに付けてもオシャレ感がアップします。例えば麻布のバッグにひまわりの形をしたものを合わせたり、黒のベレー帽に小さな蝶々の形をしたものを合わせたりすると、普段使用しているアイテムが違った雰囲気を醸し出して面白いですよ。いろいろなものに取り付けて楽しんでみて下さい！

まとめ

ブローチの良いところは、フォーマルな場面でも、カジュアルな場面でも違和感なく使えること。付ける位置については決まりごとがあるかのように思われがちですが、基本的には自由です。但し、スーツやジャケットに合わせる時には顔が華やかに映るように、できるだけ上の位置につけることをおすすめします。バッグや帽子に付けてアクセントをつけるのもよし。いろいろなものと組み合わせて自分ならではのオシャレを見つけてみて下さい！