ビジネスにおいては第一印象が肝心。相手に対して好印象を与えるにはビジネスマナーを意識した服装を身に付けることが基本です。最近では「オフィスカジュアル」などといった言葉もよく耳にするようになり、ビジネスシーンの服装もカジュアル化が進んでいますが、どの程度までマナ―を踏まえていれば容認されるものなのでしょうか？特に社会人1年生の方にとっては悩ましい問題のようです。

 

そこで今回はビジネスマナーを意識した女性のファッションコーディネートについて、いろいろと解説していきます。会社に着ていく服装で毎日頭を抱えている方は、最後までぜひお付き合いください！

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女性がビジネスマナーを意識して服を選ぶ際のポイント

まずはビジネスシーンの服装を選ぶポイントについて、できるだけ具体的に解説していきます。

仕事のしやすさ

仕事で着る服装を選ぶ時に最も意識したいのが動きやすさ。きれいな装いでも動くことがきついようでは、日々の仕事に支障をきたします。固くて動きにくい素材を使ったものや、丈の短いスカートなどはできるだけ避けましょう。柔らかくて伸縮性の高い生地を使用したものが特におすすめです。但し、動きやすさばかり意識してきちんとしたイメージが保てないような服装はNG。

 

営業系はフォーマルなものを、接客系や販売系は配属された店舗の雰囲気に合ったものを身に付けましょう。

清潔感

ビジネスシーンにおいて、相手に好印象を持ってもらうには清潔感が第一。しわや汚れが目立つような服装はできるだけ避けましょう。外回りの際は一度鏡の前に立ってメイクや髪型をチェック。足元も人によっては注目しているので、靴の汚れなども確認しておきましょう。

老若男女に不快感を与えないベーシック感

ビジネスの世界においては、さまざまな世代の人たちと触れ合う機会があります。どの年代の方にも好印象をもってもらえるように、ベーシックカラーを基調とした服装を心掛けましょう。特に黒やネイビー、グレーなどは老若男女問わず好まれるので、コーディネートカラーとしておすすめです。

種類別：オフィスカジュアルはどこまでが許される？

最近はいろいろな会社で「オフィスカジュアル」という名の服装基準が導入されていますが、どこまでカジュアルにしてよいのか、迷ってしまう方も多いようです。その許容範囲について、アイテム別に解説していきます。

トップス

ジャストサイズのセーターやカーディガン、ブラウスであれば身に付けてもOK。色はベーシックなもののほか、あまり派手にならないパステルカラーなどであれば問題ないでしょう。だらしないイメージが先行してしまうオーバーサイズなものや体のラインがくっきり表れてしまうような小さなサイズのものは止めておいたほうが無難です。

ボトムス

ボトムスはシンプルなデザインのものがおすすめ。派手な柄や色使いのものはできるだけ避けましょう。また、デニム素材を使用したものも、会社によってはNＧになっているので要注意。ストレートパンツやフレアパンツ、テーパードパンツなどを用意しておくと、いろいろとコーディネートできて便利ですよ。

スカート

スカートは特に丈に注意。座った時に太ももがあらわになってしまうような短いスカートは利用を控えましょう。デザインは無地でシンプルなものが他のアイテムとも組み合わせやすくておすすめ。ひざ丈のプリーツスカートやタイトスカート、ストレートスカートを用意しておけば、いろいろな着回しができますよ。

シューズ

シューズはシンプルなデザインのパンプスやローファーなどが基本。会社によってはOKなところもありますが、スニーカーやショートブーツはカジュアル感が強すぎるため、あまりおすすめできません。

NGとされる服装は？

全てのファッションアイテムにおいて、派手な柄や色使いが施されたものは基本NGです。また、肌の露出が著しいもの、体のラインがくっきり浮き出てしまうものも控えることが基本になっています。また、どの場面においても素足は厳禁です。季節に関わらず、ストッキングは必ず履きましょう。

ビジネスマナーを意識した服装を心がけよう！

ビジネスシーンで身に付ける服装は普段着とは違い、マナ―を意識してコーディネートする必要があります。だからといって決しておしゃれが厳禁なわけではありません。基準は守りながらも自分の好きなおしゃれを適度に取り込めば、気持ちよく仕事に取り組むことができるでしょう。ビジネスマナーをしっかり把握し、自己表現も忘れることなく日々のコーディネートを楽しみましょう！